旅をする中で、あることないこと思ったことを割と自由につづってます。
が、もう旅も終わってしまったので、普通の日記を書いています、多分。
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仕事で草むしりをしてたら目に茎が刺さりまして、
それは昨日のことなんですが、
未だに違和感を感じずにはいられません。
詳しくはこちら↓ いやそんな詳しくはないけど
http://ameblo.jp/reicoen/entry-10686627790.html
で、そんなハンディキャップを背負ったまま
本の感想を書きたいと思います。
なぜこっちに書くかというと、
ネタバレが発生しそうだったので。
ということで、
『葉桜の季節に君を想うということ』 歌野晶午 (ネタバレ注意)
__________________
これはミステリーなんだけど、
ミステリーって言うと漫画のコナンや金田一少年みたいに
大勢の前で一人語って
「ですよね、○○さん」 ドーン! 「え、まさかそんな…」
的な展開がイメージとして出てくるのですが、
これはそこまでではありません。
まあ出てくるには出てくるのですが。
ってか小説では「犯人はお前だ」なものの方がもしかして少ないのかな。
それでですね、
ラジオでこの本が紹介されていた時には
「これは絶対にみんな騙される。呆気にとられてまた最初から読み始める、というのがこの本を読み終わった人の大体のパターンだと思います。」
という感じのことを言っていて、
その予備知識があったので意識して読んでいました。
で、結果が
あーそっちだったか!
でした。
色々なパターンを予想してはいたのですが、
まあ、予想できないということは主人公にトリックが隠されているという確信めいたものは持っていたんです。
実は性別が違うとか、多重人格とか、犯人だったとか、ありきたりですが。
それで、主人公の名前が 将虎 だったので
これは主人公が女だったって落ちかも、と思っていたんですよ。
なぜかというと 将虎 を しょうこ と読んでいたから。
でもこれ、まさとら だった。
しかもそんな読み方するなんて今さっき知ったばかり。
ルビ、振っといてー。
ほかの謎解きは結構普通だったかも。
いや、二代目安藤士郎と探偵時代のところは意外だったな。
そうして最後に伏線とそれを隠していた部分の資料などが出てきて、それも意外だった。
改めて思い返すと、そうと読み取れる部分もいっぱいあったなー、と。
でも高校生ってのはずるい。
普段あまりミステリー小説は読まないので
比較対照がないんですが、読みやすく面白かったです。
_____________________
こんな感じかな。
ネタバレとか言いながらできるだけ隠したから
曖昧になってしまいました。
あ、あとこの本の中にこんなことが書かれてありました。
「技術畑一筋で、数えきれないほどの商品を企画、開発し、高卒にしてはかなりの地位まで昇りつめたが、しかし会社に尽くしたことと引き替えに、何でもやってやりたくてもやれなくなり、そのうち何をやりたいとも思わなくなった。世間はそれを『大人になる』と称する。」
やっぱり大人になるってそういうことなのかなぁ。
『キノの旅』でも似たようなことが書いてあったけど、
それってどうなんだろう。
高齢になってからが黄金時代って、
それはそれでいいけど…
ミヒャエルエンデの『モモ』でいうところの、
時間泥棒に時間を預けてしまう行為
だよねぇ。
なんだかなあ。
『葉桜の季節に君を想うということ』 歌野晶午、文藝春秋 2003年
それは昨日のことなんですが、
未だに違和感を感じずにはいられません。
詳しくはこちら↓ いやそんな詳しくはないけど
http://ameblo.jp/reicoen/entry-10686627790.html
で、そんなハンディキャップを背負ったまま
本の感想を書きたいと思います。
なぜこっちに書くかというと、
ネタバレが発生しそうだったので。
ということで、
『葉桜の季節に君を想うということ』 歌野晶午 (ネタバレ注意)
__________________
これはミステリーなんだけど、
ミステリーって言うと漫画のコナンや金田一少年みたいに
大勢の前で一人語って
「ですよね、○○さん」 ドーン! 「え、まさかそんな…」
的な展開がイメージとして出てくるのですが、
これはそこまでではありません。
まあ出てくるには出てくるのですが。
ってか小説では「犯人はお前だ」なものの方がもしかして少ないのかな。
それでですね、
ラジオでこの本が紹介されていた時には
「これは絶対にみんな騙される。呆気にとられてまた最初から読み始める、というのがこの本を読み終わった人の大体のパターンだと思います。」
という感じのことを言っていて、
その予備知識があったので意識して読んでいました。
で、結果が
あーそっちだったか!
でした。
色々なパターンを予想してはいたのですが、
まあ、予想できないということは主人公にトリックが隠されているという確信めいたものは持っていたんです。
実は性別が違うとか、多重人格とか、犯人だったとか、ありきたりですが。
それで、主人公の名前が 将虎 だったので
これは主人公が女だったって落ちかも、と思っていたんですよ。
なぜかというと 将虎 を しょうこ と読んでいたから。
でもこれ、まさとら だった。
しかもそんな読み方するなんて今さっき知ったばかり。
ルビ、振っといてー。
ほかの謎解きは結構普通だったかも。
いや、二代目安藤士郎と探偵時代のところは意外だったな。
そうして最後に伏線とそれを隠していた部分の資料などが出てきて、それも意外だった。
改めて思い返すと、そうと読み取れる部分もいっぱいあったなー、と。
でも高校生ってのはずるい。
普段あまりミステリー小説は読まないので
比較対照がないんですが、読みやすく面白かったです。
_____________________
こんな感じかな。
ネタバレとか言いながらできるだけ隠したから
曖昧になってしまいました。
あ、あとこの本の中にこんなことが書かれてありました。
「技術畑一筋で、数えきれないほどの商品を企画、開発し、高卒にしてはかなりの地位まで昇りつめたが、しかし会社に尽くしたことと引き替えに、何でもやってやりたくてもやれなくなり、そのうち何をやりたいとも思わなくなった。世間はそれを『大人になる』と称する。」
やっぱり大人になるってそういうことなのかなぁ。
『キノの旅』でも似たようなことが書いてあったけど、
それってどうなんだろう。
高齢になってからが黄金時代って、
それはそれでいいけど…
ミヒャエルエンデの『モモ』でいうところの、
時間泥棒に時間を預けてしまう行為
だよねぇ。
なんだかなあ。
『葉桜の季節に君を想うということ』 歌野晶午、文藝春秋 2003年
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