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旅をする中で、あることないこと思ったことを割と自由につづってます。 が、もう旅も終わってしまったので、普通の日記を書いています、多分。
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いやね、最近車の免許を取ろうと思って自動車学校に行ってるんですけど、

なんというのかな、言葉にするとちょっと小難しくなってしまうんだけど、


運転がヘタ
って言うのかな、うん。


結構ね自転車とかも年期入っててもう乗りこなせてるというか、
なんならその場で足着かずに停止とか、割とできちゃうレベルなんで、

車もね、そこそこ行けちゃうんじゃね?っていう、
なんなら車もタイヤ2つで走っちゃう?っていう心も体もウィリー状態で臨んだんですが。


まず、どこが真ん中なのかわからないよね。
中央線と左端のちょうど真ん中を走らないといけないのに、それがわかんないからどうしてもあっちこっちに向かってしまうんですよ。

それにカーブ。
ハンドルさばきっていうのかな、あの感覚がですね、全くわからん。

もうなんなの。
ちょっと曲げたら全然変わんないくせにもっと回したら行き過ぎるってどういうことなの!?
パンなの?食べられないパンなの?



という風に混乱してしまうんです。

自動車に対する感覚が完全にずれてるんですよね。

でも感覚的なものだから自分ではどうすることもできず、対処法も教えてもらえず・・・


それで、まあ仮免の試験は落ちますよね。普通に。
クランクで落ちたんですけど。

すぐに、
はい、試験終わるんで戻ってくださーい
って言われました。


で、2回目受けたときに気をつけよう気をつけようと思って
必死に慎重にゆっくりかくかく進んでいたんですが、
ちょうどクランク中盤にさしかかったところでいきなり



ぴっぴぴーーーーーーーーーー



ていう音がどこからか聞こえてきたんですね。


鳴り止む気配がなかったので、どこで鳴っているんだろう周りを見渡してみてもそれらしき車は見えず、
あれ、もしかして試験官にブレーキ踏まれた!?
と隣のあしもとを見てみたら、
「クラクション離してね」
とこっちに向かって言うではないですか。

手元を見たらクラクションすれすれのところを手のひらでおもいっきり押していて、
いやー、もうびっくり。
まさか火の元が自分だったなんて考えもしなかった。

ミステリー小説ならみごとなトリックだなー、
そしてまた落ちたなー

なんて考えてながら最後まで運転したんですが、



受かってました。

奇跡だ。



次は(教官にとって)地獄の路上教習。

不安が隠せません。

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作者紹介
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レイ
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職業:
tramp
自己紹介:
自転車で日本を旅しました。名古屋からスタートした、俗に言うチャリダーというやつですが、自転車は全然詳しくありません。運と勘で乗り切りました。今は資金調達中。
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