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小さい頃には哲学的なこととかもっと漠然とした壮大なこととかをよく考えていたのに、
大きくなるにつれて現実問題にばかり目を向けてしまうようになってきた。
これはなぜ?
年齢が上がると考え方が変わるのだろうか。
それとも、環境のせいだろうか。
高校、大学、社会人となるほど、自分の今の状況しか見えなくなってしまうのか。
それともおれだけ?
なんだかつまらないんだよね。
目の前のことしか考えられないってのはさ。
他の動物はどうだろう。
人生とか世界のこととか考えるのかな。
命が狙われやすい動物は目の前のことばかり考えているかも。
じゃないとすぐ食べられるから。
恐怖もあるし、ゆっくり考えられない。
じゃあもっと食物連鎖の上のほうにいる動物はどうか。
虎やライオンが遠い目をしながらぼーっと座っている光景をテレビでよく見るけど、
彼らはこのときなにを考えているんだろう。
腹減ったなーとか、次はどんな風に狩ってやろうかとか考えてるかもしれない。
この草原がどこまで続いているのか考えてるかもしれない。
でも彼らは草原とちょっとした森しか見たことないだろうから、草原の終わりがあるなんて思ってないかもしれない。
どこまでいっても草原。
なんだか草原に捕らわれているみたいに思える。
ずっと狩りを続けて暮らして死ぬまで永遠にこのままなんだろうかとか考えるのかもしれない。
食べた動物の生涯を想像して感慨にふけっているかもしれない。
しっぽを振っているとそのうち自分でも今どっちに振っていたかわからなくなって、
ばばばばばと振った後急に止めてどっちにしっぽがあるか考えて振り向いて「あーこっちだったか」って遊んでいるかもしれない。
もしくは匂いを嗅いでいるのかもしれない。
「あ、これはあの草のにおいだ。遠くからあの生き物のにおいがする」
みたいな遊び。
動物園にいる動物なら命の危険やえさの心配をしなくていいから
もっと色々考えてるんじゃないかな。