絵にも描けない

昨日温泉に行きました。







でも今はそんなんと違くて、



今日の夕日がめっちゃきれいだったということをね、書きたくて。





いや、ホントは書かずに頭の中で余韻を味わいたかったんだけど、

でも記録に残しておきたいとも思ったのでここに記しておきます。









今日、昼なのに外で花火が鳴ってて

どこから鳴ってるのか見たくてカーテンを開けていたんです。





そしてそのまま暗くなるまで過ごしていたわけだけど、

夕暮れになってパッと窓の外を見ると、山が見えたんだ。





一瞬山火事かと思ったけど、夕日の光が映っているんだとわかるとすぐ家を駆け出したわけです。





本当にね、駆け出してた。





だってもうすぐ沈むかもしれなかったからさ。







で、いつもの 家の近くの景色がそこそこよく見えるところまでやって来た。



左を見てみたら山が赤紫に染まって、しかも少ーしだけ霞みがかってるんだ。





山が燃えるってこのことを言うんだ　ってやっと分かったよ。







でね、反対側を振り返ってみたんだ。方角にして西の方を。





そしたら

雲が空高く横に広がってて所々切れてて、地平線辺りは晴れてるんだけど、



夕日の光がその雲に強く降り注いでいて、

朱色とオレンジと黄色と青っぽい白が雲に沿って横に不均等に流れていた。





出身地でもきれいな空はたくさん見えるけど、天使が降りてきそうな空はそれはそれはあるんだけれど、



でもこんなに濃い色はなかなか出ない。









でさでさ、

それからちらっと左後ろ側を見たんだよね。



そしたら山の頂きから虹が少し伸びてて、

薄かったけど確かに虹がね、この時間に出てたんだ。









それからまた暗くなっていく夕空を見てて、

時間が過ぎるたびに変化を続けるその下で立ちすくんでた。







生きててよかった っていうのと



どこか遠くに行きたい、もっと世界を追いかけたい っていうのを



肌で感じた。









そして、実感した。





梅雨が来たんだなぁ。