自転車の乗り心地レポート

前にパンクした街へ続く道をまた走っていたら、
またパンクしてしまった。

たぶんタイヤのチューブのせいだったと思う。


悔しかったから、もう当分直してあげないことにする。


そこで登場するのが、
見た感じマウンテンバイクだが、本当はシティバイクの自転車。

これは新潟でのマイカーで、前に新潟を自転車でまわった時もこの子と一緒だった。


しかしこの子は、なんというか、
性格がひねくれているのだ。

まず、スタンドを出しても真っ直ぐに立たない。
４５°くらい傾くか、地面に寝ようとする。

この日も、久しぶりで埃とクモの巣だらけだったから洗車してあげてたのだが、
洗っている途中で引っ掻かれた。
小指をかなり深く切ってしまった。


まあそんな感じの自転車なんだけど、その話は置いといて、

ロードバイクからマウンテンバイク（もどき）に乗り換えると、
やっぱり感覚が違う。
自転車というジャンルは同じなのに。


まず、マウンテンの方はクッションがかなりあって乗り心地がすごくいい。
多少道がガタガタしていても全然衝撃がないし、
軽いでっぱりや段差なども軽々乗り越えられる。

ロードバイクだと、こうはいかない。
衝撃は直に体に来るし、小さな段差でもスリップしてしまうことがよくある。
そしてそんなことをしていると、すぐにパンクする。

ロードバイクに比べると、
パンクしてんじゃないか、ってくらいふわふわした乗り心地だ。


それから、手を置く位置が違う。
ハンドルの形が違うので当たり前なのだが、
マウンテンに乗ったときは腕を広げるので、
肩幅が広くなったような感じがして楽しかった。


あと、スピード。
ロードバイクに乗りなれていたので、
マウンテンはかなり重くてもスピードが出てない感じがした。

まあ、ロードバイクでも同じくらいのスピードしか出さないから、
ちょうどよかったんだけど、
脚の回転速度が違う。


最後に、高さ。
マウンテンの方が乗っているときに低く感じた。
つまり車高が低いわけだけど、
立ち乗りはしやすかった。

でもロードバイクは前かがみになるから
そっちの方が低くなりそうなんだがなあ。


ということで、乗っている感覚が全然違う。

たとえるなら、
ロードバイクは体と同化する感じで、
マウンテンバイクは乗り物に乗っている感じ
と言える。


これが言いたいがために長々と書いてきたわけだ。
言いたいことが言えたので、今日は終わる。